魚へんに弱いと書いて鰯

弱いわたしへ弱い君へ

集団からさようなら

集団からドロップアウトして、もう20年近い。

改めて年月を感じると、すごい時間だと思う。

 

この、すごい時間のあいだ、落っこちた谷底で

もう誰もいない、あの崖を眺めて暮らして来たみたい。

 

どうして、落っこちたんだろう、這い上がらなければいけない・・・

 

ここからは無理っぽいから、今度はあそこから、

 

あぁまた、ダメだった。

 

次はあそこから登ってみよう。

 

そうやって、いろいろ試した結果、

 

どうやらここは谷底ではないみたい。

 

好きなように楽しく暮らしているヒトが、沢山いる気がして。

 

自由というより、好きに、という表現が、私はいい感じかなぁって思う。

 

それは、自由になりたいと求めて求めて、生きていたけど、

あんまり自由じゃないように私には見えていた、祖父の影響がある。

 

自由に強迫観念を感じるから、私は、好きに、としておこうと思う。

 

 

 

 

救い

本当は、あなたの事は、好きじゃなかった

 

無邪気で、人を容赦なく傷付ける

 

母にとても、似た人だった

 

茶化して吐くその言葉が、

 

どれだけ、人を傷付けるかなんて

 

想像もつかないんでしょう

 

本当は、自分がやりたい気持ちより

 

認めて貰いたい一心で、走って来た

 

他に、どう行動すればいいのか、解らなくて

 

認めてほしい

 

認めてほしい

 

認めてほしい

 

へばりついて、絡み付いて、何十年と

 

認めてほしいに、縛られて

 

何も感じられない気がして

 

それはそれで、焦って不安なんだ

 

いいなぁ、みんな、わたしより

 

上手く生きれるように見えて

 

わたしなんて、愛されてない

 

出たいのに、出れなくて

 

身体も悪くなる

 

針が刺さるみたいに、チクチク痛い

 

誰もわたしを、認めてない

 

他人みたいに扱って

 

どうすれば、自分を認めたり褒めたり

 

無意識の底から、愛せるんやろう

 

無意識の底の底の、魂の奥の奥の方から

 

ただいまここで、自分を愛したい

 

辛い過去も、楽しかったことも、痛いこと苦しいこと、幸せだったこと、間違えたことも全部、

 

これでいいんだよ、わたしはよく、生きている。

他人の評価や扱いなんて、もう気にするな!

愛してくれた人もいるじゃないか。

 

だから

わたしよ、もう、苦しむな。

 

 

本当に行きたい場所や会いたい人

わたしは、自分の気持ちがよく解らないことが、本当に多い。

 

感じる事を放棄した、蓄積した瞬間は、痛く重い。

 

本当にすべてにおいて、無責任な人間だった、今もまだ治ってない。

 

本心に蓋をしたままで、いつも疲れた、けっきょく迷惑をかけてしまう。

 

どうすれば、治せるのだろうか。

 

どうすれば、生きられるんだろう。

 

大人になったね、とか、相変わらずだね、とか、

 

そんなこと、言われたくない。

 

なにも知らないで、解ったような事、

 

言わないでよ。

 

不満が溜まっているのに、

 

そんな自分を恥じに思って

 

首を締めてばかりだ。

 

 

贖罪

他害と自傷が ひどい時期があった

 

友達をとても傷つけて 絶縁された

 

友達の選択は 間違いなかったし

 

私は その時 罪を償う機会を 放棄した

 

自分の行動より 被害妄想が勝ち 

 

言葉ではなんとでも書けるが

 

私は 彼女に酷い嫉妬をしていて、そして嫌いだった

 

自分が 嫌いなくせに 嫌われたい一心と

 

堪え難い怒りと お門違いの感情を

 

罪もない その人に ぶつけてしまった

 

申し訳ないとか、悪かったとか、

 

言葉にならない感覚と

 

傲慢にも 許しを請いたいと 感じている

 

あの時は 仕方なかったの わかって 欲しいんだ

 

それが とても 気持ち悪くて

 

尚更 申し訳ない

 

あの時、無理に付き合わず 静かにしていられれば

 

あんな酷いことに ならずに済んだかもしれないのに。

 

 

合わないのに

合わない人と どうして 必死になって 対峙するのか

 

私も偽善の善意を 垂れ流して

 

必死に 存在を証明しようとしてしまう

 

ふわっと 認めてくれる 健康な人は無視して

 

交流に問題のある人 を 必死になって 追いかけようとする

 

気持ちの悪い人と対峙してしまう 寄って行ってしまう

 

それは、私の自己に対する価値観が そのようだからだ

 

嫌なのに 無意識は そうなっているんだ

 

それはもう 今この瞬間に これを選ばないと 決めるしかない

 

私の無意識は 随分 ふてくされているようだ 困った

恥ずかしい

生きていて、恥ずかしい

 

自分なんて、、って、つい言っちゃう

 

だけど

 

ほんとうは、一生懸命生きてきた

 

迷惑かけて、のたうち回って

 

恥ずかしい自分で、生きてきた

 

生きていて、恥ずかしい

 

でも、そんな自分も嫌い

 

ビンタしたい

 

しっかりしろよ!と、言ってやりたい

 

バラバラの、わたし