change is dead
死が怖い 死が怖い
きのうも おとといも あのスーパーを曲がった角でも
死ぬのが怖い
死は変化だ 死は変化だ
いまも いまなお わたしの細胞は死んでいく
変化とは死だと 書いてあった
わたしの このところの 死が迫る恐怖は
変化を感じとって
恐れていただけなのかもしれない
"今日は死ぬのにもってこいの日"である
そして わたしは わたしの世界の写し鏡を買いに行く
sweet memories
言葉で綺麗に纏めるのは簡単だ
綺麗に歩くのには技術が必要
こうゆうふうに歩くのがいいよ
さて 歩いてみたら 難しいの
頑張りすぎも 甘えだし
ウツも甘えだ
さんざっぱら 病んだ世界に留まり続けて
そう 思った
あそこが 痛い しんどい なんて反応も
甘えだ とゆうか 甘えたい気持ちの 表出
回り回って、全部それで 片付くじゃないか
とどまる こだわる
甘えたり甘えられたり 世界には それしかない
心は ただ ここに 生きている
どんな 悪人も 赦されたい
まるで 赦されたい がために 法を犯す
誰にも 赦される ものか
冷たい 檻のなかで
月明かりが 半分の 顔を 照らしている
もう 月が綺麗だと 感動することも ない
誰にも 赦されるものか
わたしは 悪人である
あのとき 彼処にいた あの女が悪いのだ
あのとき 彼処に 金を無用心に置いたのが いけないのだ
わたしは 悪人である
悪いのは おまえたちだ
悪の世界には 悪ばかり
悪の世界は 心が 檻に 閉じ込められた世界
どうして そんなに奥に 心を閉じ込めたのか
その 扉には 鍵はない 開いているのだ
お前が悪いのだ お前が悪いのだ
無垢な心に 荷を背負わせることが 悪のはじまり
善にも悪にも振れず ただ ここに 生きている
心は ただ ここに 生きている
光の仔 光の鳥
なんにもない 砂煙の立ち上がった
30年も続いた戦争で
なにもかもが なくなって
コンクリートの 割れた 重なって
少し屋根になっているところが
わたしの 住処である
どうやら もう 戦いは おわったようだ
不思議と 腹はへらないが
彼処の街は 小さいながらも 繁栄したそうだ
光の鳥が 教えてくれた
土ぼこりに 皮膚の 脂が吸われ 乾燥して
わたしの皮膚と 土と 風は 溶け合って
あの子は 沢山 学んだだろう
あの子は 愛に包まれ 立ってるだろう
あの子は 吹き荒ぶ荒野に 守る術わからず
あの子は 擦り切れるまで交わっただろう
あの子は 子を殺め
あの子は 親を殺め
あの子は 憎み殺しあって
あの子は 暖かい暖炉 猫と眠っている
あの子は おいしいケーキ
あの子は ごみの中から やっと 少し腹を満たす
あの子は 酩酊の海に沈み
あの子は 高次元へ憧れ
あの子は 眠ったまま 生きている
光の仔たち
わたしの街は あの辺に
おおきな森があるといいな
わたしの街は おおきな森が いいな
わたしは そう 光の鳥に言った
光の鳥たちが 種を抱えて 飛んでくるさ
きみも 種を 蒔くんだ
きみ自身が おおきな森に なるように
愛の種が たくさん 降るように
また 砂煙が立ち上がった
その 風に のっかって 光の鳥は 旅立った
何処かの 戦争のおわった 光の仔の ところへと